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初日の出都会を離れ僕は一人
日の出を見たくて
山に来た
そんな1月1日の深夜
日の出までもう少し
まわりの人も待っている
一年の始まりを待っている
魔法瓶に淹れてきた
コーヒーをカップに注ぐ
眠気も消えて体も温まる
そんなブラック
コーヒー石の段に腰掛けて、静かに僕は待っている
コーヒーはすぐになくなって手はかじかんで
顔の前で口を覆うように手を合わせ、暖めるため息を吐く
かすかに残る
コーヒーの香り
そのまま息を吸ったり吐いたり
温まると同時に僕は
いろんな香りを嗅ぎ取った
すごく微妙だが
こいつは年越しそばに入っていたネギのにおい
それからこいつは、ふんふん、昆布だしか!
なるほどダシのとり方は完璧だ
そしてこれは……
煮干とカマボコだな
ん、これは、このにおいはなんだ……
目を閉じて、手で顔を覆ってくんくんくんくん
嗅覚を最大限に呼び覚ます
しかしまあ、我ながら、なんとくさい
吐息だろう
それでも、ふんふん、むむ、わかった
わかったぞ、このにおいは
歯周病だ!
友人と話していたときや
別れた彼女と話していたとき
こいつらはなんてくさい息をしているんだと思っていた
しかし、くさいのは僕のほうだった!
とたんにいろんな
思い出がよみがえり
あのとき僕はくさかった、あのとき僕はくさかった、と
思い出のすべてが否定された
なんだか涙が出そうだよ
そのとき、
太陽が少しずつ姿を現し始めた
朝を彩る
神聖な
太陽みんなが感動でざわめき立っている
それを見た僕はみんなの風上へ移動し
この人生至上最も大きなため息を一度だけついたんだ
あのとき空気はくさかった、あのとき空気はくさかった
そう思ってもらいたくて
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文面からもバッドスメルが漂ってくる感じがリアルに想像できました。流石です。
今までのパターンと少し違う感じもして新鮮でした。今までが起承転(ギャグ)結でいうと、起承転転転転だったのに対し起承承転結転みたいな感じというかなんというか何言ってるのか分からなくなってきたのでこの辺で
あ、そうでした、今回から携帯からのデザインも変わってましたよ。なんか中央上に「傘の骨」の写真があって、左隅の方に胡麻大の文字でギャグ詩206とか過去作品が縦に並んでいて、開いても胡麻大の文字で表示されるので、眉間にシワを寄せて携帯から5センチの距離で凝視して指でなぞりながら読みました。
携帯が古くて最近おかしいので設定変えてみてみます
>起承転転転転だったのに対し起承承転結転みたいな感じ
いやもうなんだか頭が下がる思いです ありがとうございますw
携帯のやつは見にくくなってしまいましたか。また様子を見て変えてみますね